2009年7月・箱根湯本〜金時山

いつもの如く、ぶらりと旅をしたくなって適当に電車に乗って、箱根湯本までやってきた。

観光地として有名な箱根ではあるが、何か目的があったわけではなく何となくやってきたため
温泉に入るわけでもなく、ただその土地の雰囲気を味わっていた。

今回は土壇場で鎌倉イベントに参加してたIさんから連絡を受け、一緒に行くことに。

当てもないのでとりあえず早めのお昼を(むしろ朝食)食べることにした。



特選!と書いてあったのでカレー南蛮を注文してみたところ……これが予想以上の大ボリューム!
腹が膨れたというのを遙かに通り越してしまったが、めちゃくちゃ美味かった!

食事を済ませた後、せっかく箱根にまで来たのだからどこか行こうという事で観光案内所みたいなところに。
話を聞いて急遽バスで「金時山」に向かうことに。


しかし、現地のことが何も分からん上にこれまた気ままに乗った為、途中で降りなければいけないことに。
要するにここからは歩きである。俺的には楽しいからOKだがIさんはしんどそうだ(^^;



少し歩くと案内板をみつけたので矢倉沢口というとこに向かうことにした。



しばらく歩くと登山口に到着。



少し登ると看板を発見。金時山まで40分ということで、この時はかなり余裕をかましていたが……この後予想外の展開に…
ちなみにせっかく来たということで沢山写真を撮ったのですが、相変わらずかなりの枚数なのでここは割愛。



流石に昼過ぎに登りだしたためか殆ど人と会うことがない……というか凄い霧が出てきたんだが大丈夫か…??



花には詳しくないが、こういうのが結構好きなので撮影していると……Iさんが早くもダウン!
日頃忙しいお仕事で激しい運動…ましてや山登りなどあまりしない生活を送っているIさんはかなりきつかったみたいです(==;
とりあえず通常の三分の一以下のペースでゆっくりと登ることにしました。
そして登り始めて数時間……



あの世のような光景に

ここどこやねん!?もう霧で前が見えない!いや、霧というか雨が降ってるし!人は全くいないし!!
そんなこんなで俺とIさんの何かがハズれたようで……



とりあえず俺が最初に壊れました(笑)

途中色々あったり何回も泥濘に足をとられこけて泥まみれになったりしましたが
何かガキの頃を思い出したのか逆に凄い楽しくなってきました。二人そろってテンションが一気にアップ!!



最初は困りものでしたが、何かこの霧が逆に幻想的な雰囲気をかもしだし…二人とも不思議と癒され…



俺はもとより、Iさんの精神力も回復したようでどんどん先に進ん……



と思ったら、ここら辺でIさんちょっと挫折(笑)
Iさん曰く「これ山登りやない、修行や」…この状況じゃ確かにそう感じるかもしれない(^^;

しかしそんなこんなで………



山頂に到着!!!!!
予定の3倍近くかかりましたが、それだけに感動も一入!



そしてあの有名な金時娘さんの茶屋。
わずかな間でしたが、本物の金時娘さんとお話が出来ただけでここに来た甲斐があったというものです!
その姿、言葉ひとつから彼女が歩いてきた人生の重みを感じました…。何か…勇気を頂きました。



ということで山頂での記念撮影!

するとIさんが毎回同じような写真じゃつまらないから面白いポーズで写真を撮ろうと提案。
当たり前と言えば当たり前だが、こんな天気じゃ山頂とはいえ人が全くいないわけで…
どんな変なポーズをとっても誰も見てないから恥ずかしくはないんですが……一体何を…?

……へ?ジョジョっすか?そういわれてもどんなポーズか覚えてませんし…覚えている奴でも曖昧なんですが……


そんなことで以下変な写真&ネタが増えるので、見たくない人は眼を閉じて最後の方まで一気に飛ばしてもらうか、ページを戻してください







え?エアロスミスですか!?ナランチャですか!?覚えてませんよどういうポーズかなんて……




スタンドの方かよ

というかこれエアロスミスというよりブーンだr(略)

と思ったら更に高難易度なものが…!?



ジョジョ立ちレベル10!?

いやぁ〜!久しぶりに全力でジャンプしましたよ!…ってこれはポーズじゃないですよ兄さん!!!(笑)

ってか、山頂で何をやっているんだろう俺……orz


そんなこんなで下山し始めるが、もうおやつの時間をとっくに過ぎている……おなかが空いた………
あ…何か美味しそうなものが生えて…




ダメだこれだけは絶対


激しい雨と霧の中、何度も泥濘で足を滑らせ落ちる俺とIさん。
かなり限界に来てたIさんの気を紛らわすため、色々と話題を作ってたら……

また面白い写真リクエスト


勘弁してくれ兄さん、俺にそれは出来ない………!
確かに誰一人通らないし極端な話○○なことしても誰も見ちゃいない!
っていうか記憶が曖昧すぎてわからんのだがそのポーズ……………


え?顔も?






もうどうにでもなれ





GガンダムOPっぽい師匠のポーズ


ここで完全に俺は壊れました

彼が出す様々なポーズアイデアに応え、何枚も写真を撮りましたが…
枚数が多いので割愛…もとい自重させてください本当!!!(つдT)

そして某ブートキャンプを一時期極めたと言って良い俺にしか出来ない芸当……なのか!?良くわからんが



イカダンス(注:出来るだけエクスタシーに
逝っちゃった表情で限界までイカっぽく(意味不明))


俺は……俺は幻想的な山の中一体何をやっているのだろう…
…本当に何をやっているのだろう……orz



途中少しおかしくなりましたが、正直結構面白かったです(笑)
そんなこんなで長尾山頂まで来たところで………

Iさんが色々と限界に来てたらしく、もうこのままでは精神的にも持たない…

ここは広場になっていてゆっくりと休むには絶好の場所。
当たり前ですがこの天気ですから誰一人通らないわけです…
ここで静かにゆっくりと休めば彼の気力も………





何故か戦いだした


どうやら俺だけでなくI氏も壊れてしまったようです。
というかこれだけ決闘的な空間で漢が二人、そして人が誰も通らないってなれば必然とこうなりますわ!(ならない)
汚すのが嫌だと言う理由でバッグをお互い背負ったままの手合わせ!バッグのタイプの差かこの勝負の結末は……想像にお任せします☆


じゃなくて!!!

もう俺たちダメだ色々と!!!


そんなこんなで熱い戦いが終わり、友情を深め終わったらその場を後に……………



しようと思ったらバトル的なネタ写真を撮りたくなった(マテ)

しかもテンションが上がっていたためか、変に役者魂に火がついてノリノリである(笑)



もう何やってるんだか
本当に意味が分からなくなってきた





おかしなテンションのまま下山してたら乙女峠に到着。



そして…とうとう下山………したと思ったら


微妙に道に迷う

車道に出たが歩道がない……仕方ないので車道で撥ねられそうになりながら歩くしかない…
最後の最後までトラブル続きだ…(つ∀T)


そして箱根湯本に戻った頃には



もう真っ暗

とりあえず帰りは奮発してロマンスカーで帰りました。(ピントがずれた&窓に反射して車内が写ってますが)
二人とも泥だらけ&変に体力消耗してましたし…何よりテンションがおかしかったので(=ω=;



そんなこんなで二人そろって次の日になるギリギリ前に帰ってきました。


当てもなくぶらっと出た旅。美しい風景、出会い、転んで落ちて…バトルやポーズ?といった謎な出来事…
……でもなんだろう…真面目な話、二人とも頭の隅にあったストレスや悩み見たいのが変に吹き飛んでた。
やっぱりどんな内容でも旅は様々なものを与えてくれて、そして心を洗ってくれる…

流石にここまで無計画で無茶な旅はしろとは言いませんが
こういう行き当たりばったりな面白さというのも味わってみてはいかがでしょうか?……オススメしませんし責任は持ちませんが(笑)


:2009年7月:箱根湯本〜金時山